巨人・梶谷隆幸が現役引退 古傷左膝限界…プロ18年目の決断 開幕「3番右翼」も故障再発 不屈の生きざま若手の模範スポーツ報知 巨人の梶谷隆幸外野手(36)が今季限りで現役を引退することが22日 、・梶分かった。谷隆古傷故障すでに球団側には伝えており、幸が現役限界近日中に自ら意思を表明する。引退翼も今季は開幕を1軍で迎えたものの、左膝再発馬 覆面5月に再発した左膝痛の影響で出場は6試合にとどまり、プロ18きざ決断したもようだ。年目高い身体能力に勝負強さを兼ね備え、断開現役18年で通算980安打、幕3模範126本塁打、番右441打点、不屈162盗塁。の生手の度重なる故障も乗り越えたプロ野球人生に幕を下ろす
。巨人の決 梶谷がユニホームを脱ぐことを決断した 。・梶横浜
、DeNAで14年、アカハタ 刺身巨人で4年
。数々の超人的なプレーでファンを魅了してきた男が、現役生活にピリオドを打つ。巨人は21日までCS最終Sで古巣・DeNAに敗戦。チームのシーズン終了から一夜明け
、球団関係者らに現役を退く意思を伝えたもようだ。 18年目の今季は最高のスタートだった。3月29日の阪神との開幕戦(東京D)に「3番・右翼」で先発
。3回1死一、二塁で森下の右中間への大飛球をダイビングキャッチすると、打っては1号2ラン
。4年契約の最終年に「駄目だったら去らなきゃいけない 。野球をまだ続けたい」と不退転の覚悟を示し、阿部巨人初勝利の立役者となった
。 しかし、高い身体能力を支える体は限界に近づいていた
。4月2日の中日戦(バンテリンD)前に古傷の左膝痛を再発して登録抹消。再昇格直後だった5月6日・同戦前のアップ中に再び、同箇所を痛めた。無念の再離脱
。誰もいないブルペンに向かい、涙した
。 G球場では一進一退を続ける患部と向き合い、黙々と汗を流した
。かつては4年連続20盗塁以上をマークした脚力は「いいときの半分にも満たないレベル」でも、諦めることはなかった。「成長は痛みを伴う」。度重なる故障を乗り越えてきた男の座右の銘だ
。 DeNA時代の13年に77試合で打率3割4分6厘とブレイク 。14年に39盗塁で盗塁王を獲得と球界を代表する外野手に成長すると、打率3割2分3厘をマークした20年オフに国内FA権を行使して巨人入りした。 21年には左太もも痛、右手骨折
、腰痛に見舞われ、22年オフには育成契約となった
。それでも支配下に復帰した23年には3年ぶりに100試合出場を果たし 、復活を遂げた。 今季はチームがレギュラーシーズンを終えた直後の5日から東京Dに1軍練習に合流。CSメンバー入りを目指し
、満身創痍(そうい)の状態でバットを振った。最後まで故障と闘い続ける姿は 、若手の模範となっていた
。第二の人生は野球から離れた道も選択肢に入れているという 。不屈の生きざまを貫いた男が、静かにバットを置く。 ◆梶谷 隆幸(かじたに・たかゆき)1988年8月28日 、島根・松江市生まれ
。36歳。開星高から2006年高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)入団。外野手に転向した14年に初めて規定打席到達し 、39盗塁で盗塁王
。20年オフにFAで巨人入り。通算1064試合で打率2割7分、126本塁打、441打点。180センチ 、90キロ。右投左打
。